オーディオブックをご存知ですか?
オーディオブックとは本の朗読を録音したコンテンツのことで「耳で聞いて楽しむ本」です。
テレビや映画を観ながら英語を聞くこととは違い、目からの情報なしで英語を理解しなければならない、ということで難しく思う方もいると思います。しかし、オーディオブックは使い方次第でお子さんの英語耳を作るのに大活躍します!
「本 + オーディオブック」で活用
朝スクールに行く準備をしているときや車での移動中にかけ流したり、寝かしつけの時間に短いストーリーを聞いたり、など使い方はさまざま。
4歳頃からは本を持ち、文章を指で追いながら聞くことでリーディングの練習にも活用できます。正しい発音やイントネーションを身に付けながらリーディングの練習ができるので、リーディングの強化には特におすすめです。
2~6 歳のお子様におすすめ
Frog and Toad シリーズ
日本でも小学校の教科書に採用されている、アーノルド・ローベルの名作シリーズです。
チャプターごとに聞いていくと同じ表現が繰り返し使われていたり、出てくる単語シンプルなものばかりなので本を持たず耳から聞いているだけでもストーリーを理解しやすくおすすめです。
また、1チャプターが12ページ程度の構成になっていて、長すぎず短すぎないので就学前のお子様のリーディング練習にも最適です。
Peppa Pig シリーズ
就学前の子どもたちに大人気、イギリス発の Peppa Pigです。
Peppa Pig のストーリーは長すぎず、2,3 歳の子でも飽きずに聞いていられるちょうどいい長さなのが特徴です。
また、オーディオブックを始める際には抵抗を持たずに始められるように、知っているお話から始めてみるのがいいと言われているので、「Peppa Pig の番組が好き!」というお子さんが初めてのオーディオブックとして聴くのにとてもおすすめです。
Winnie the Pooh
クマのプーさんは聞き流しにぴったりです。会話の多いストーリーの中でキャラクター達の声がそれぞれ違う声優によって演じられていて今誰が話しているのかがわかりやすかったり、まるで自分も100エーカーの森にいるかのように朗読とともに鳥のさえずりが聞こえてくるのも魅力です。
ストーリーが長く言い回しも少し難しくなっているので、何かしている時の BGM として流すのがおすすめです。
実際に本をもってリーディング練習ができるのは6歳頃からです。
The Enormous Crocodile
日本でも「チョコレート工場の秘密」などで知られるロアルド・ダールの作品です。
意地悪なワニが作戦を立ててどうやったら人間の子どもを食べられるのか?と試行錯誤するストーリーです。ダールの作品らしくユーモアたっぷりで最後まで楽しく聞けます。
ダールの作品の中では比較的短い作品で就学前の子でも聞きやすくなっています。
Green Eggs and Ham
Dr Seuss の人気作品です。
この作品も同じフレーズが何度も何度も登場するので、リーディング練習におすすめです。
小学校~ のお子様におすすめ
Fantastic Mr. Fox
先程紹介した” The Enormous Crocodile”と同じロアルド・ダールの作品です。
ダールの故郷イギリスでは小学校に入ったほとんどの子どもが読む作品として知られています。少し長めの作品なのでかけ流ししたり、1日1チャプターと決めて聞いていくとよさそうです。
My Father’s Dragon
日本でも児童文学の有名作品として知られる「エルマーとりゅう」の原作です。いろいろな動物と出会ったり、ピンチを切り抜けたり、ドキドキ、ワクワクしながら聞ける作品です!
今日からオーディオブックを取り入れよう
いかかでしたが?ここで紹介した作品に以外にもオーディオブックになっている作品はたくさんあるので、お子さんの好きな本のオーディオブックを探してみてください!
お家でも英語に親しむために今日からオーディオブックを取り入れてみませんか?