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日本人の頭のなかを紐解いていきながら、英文法を解説!

みなさん、英語の問題を解いていて、文章の組み立て方がわからず、つまずくことはありませんか?それはきっと、先に日本語で訳そうとするからです。

もちろん、私たちは日本で育ち、日本の学校に通い、日本語で指導を受けるため、先に日本語が頭に浮かび、それを基に文章を考えると思います。今回は、多くの日本人の頭のなかを紐解いていきながら、英文法の解説をしていきます。

日本人が考えがちな英文法

例えば、「学生はもっと勉強するべきだ」の文章を、日本語の並びのまま考えてみます。

Students more study should.

まだこれだと未完成なのはお気づきですか?使うべき単語は合っています。

英語経験がある方なら、おそらく・・

Students should more study.

と答えるかもしれません。

●ポイント 1 :  ”should” の位置が重要!

shouldは「助動詞」と呼ばれる単語なので、動詞の前に来なければなりません。それを考えると ”Students should” と組み立てられ、should の後に来る動詞を当てはめます。

●ポイント 2 :  ”more” の使い方は 「1つ」ではない!

1.動詞と一緒に使う場合

① 動詞  ② more の順番になります。

more は、動詞を「修飾」するわけですから more は最後に来なければいけないのです。

2.more は名詞とも仲良し

① 名詞 ② more の順番になることもできます。

例えば「もっと生徒が増える」という英文があったとき There will be more students. といったように話の目的となっている名詞の前に置くことで対象の名詞を「強調」する働きもあります。

というわけで、先程の「学生はもっと勉強するべきだ」の正解の英文は

Students should study more.

となるわけです。

英文法の仕組み

1つの英文には、ほぼ「主語」「動詞」「名詞」「前置詞」「時制」で構成されています。

英文を作るうえで、以下を意識してみてください。

  1. 主語と動詞を見つけ出す
  2. 目的語は何か
  3. 時制は文章の最後にくる

他にもありますが、これら3つをまず抑えましょう。

穴埋め問題にチャレンジ!

次の(   )に入る単語を考えてみてください。制限時間は1分!

私が家に帰ってきたとき、母は電話で話をしていました。
My mom (               ) (                   ) on the phone when I (                 ) home.

正解は

My mom ( was ) ( talking ) on the phone when I ( came ) home.

●ポイント

「話をしていた」→ これは「そのとき話をしていた」と考え、進行形を考えます。

  • 話をしました → My mom talked(単に話をした、という事実を伝えています)
  • 話をしていました → My mom was talking

違いがわかりますか?

前置詞はイメージを掴む!

英文のなかによく出てくる前置詞。

in なのか、atなのか??? 等、みなさん、一度は悩んだことありませんか?

● 「at」

意味:
~に、~において、~で、~のときに、~時に、~ページに
場所・空間・時間・変動値などの一点、限られた地点を示す

ある特定の地点、定まった場所にあるモノや人について話すときに使います。

  • I stayed at my grandma’s house.
  • She studies at school on Saturdays.
  • Let’s meet at the station next Sunday.

● 「 in 」

意味:
~の中に、~の中で
〔大きな範囲・空間・領域の〕中で[に]

その目的となっているモノが、どういった場所にあるかで使い分けることができます。

  • I live in Tokyo.
  • There is a bench in the park.
  • We are in our office on the 2nd floor.

日頃から少しでも英語に触れておこう!

いかがでしたか?英語が苦手な方は「文法がわからない」「文法が難しい」と苦手意識を持つ方が多くいるかと思います。英語そのものが苦手な方もいるので、一概には言えませんが、単語や文法のルールが頭に入っていれば、わざわざ日本語から英語に直さなくても、すぐに英文を組み立てることができるはずです。

日頃から少しでも英語に触れておくと、いざ、という時に役立ちますよ。

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