小さい頃は英語の発音やアクセントを身につける黄金期!
ネイティブが歌う英語の歌をたくさん聞きながら真似をしていると、自然と英語を聞く耳が育って行き、リズムやイントネーション、発音を身に付けられるなどのメリットがたくさん!特に就学前の子供達は、英語の歌のフレーズや細かい言葉など、日本語にはない音や微妙な音までもキャッチする、「聞き取る能力」が優れています。この「聞き取る能力」が優れている時に、ぜひ行って欲しい事をいくつかご紹介。ご自宅での英語教育の参考にしてください。
「好きなうた」を聞いて、自然に記憶させよう
お気に入りの英語の歌を楽しく歌っているうちに、「歌のこのフレーズがすき!」「この歌を練習したい!」と英語が好きになるきっかけになり、曲に出てくる単語やフレーズは繰り返し何度もでてくるので頭の中に残りやすく、その単語やフレーズはより強く脳に残ります。
また、歌詞は感情と結びつくので、頭の中に何度も流れることで、感情が重なり、語彙やフレーズを記憶しやすくなります。
そして何度か歌っているうちに、
- フレーズ
- 発音
- リスニング
- スピーキング
といった、相乗効果を得ることができるのです。
また、英語のフレーズのインプット、そしてアウトプットへと繋がって行き、魔法がかかったように英語が自然と上達していくのです。これほど同時に習得できるに適した英語自然学習法はないといっても過言ではありません。
英語のキッズソングは楽しみながら英語に親しむための最高のツールであり、楽しいだけではなく、学習面でのメリットも多く英語力を伸ばす効果もあるようです。まずは親子で一緒に楽しめそうな曲をピックアップして、聞き流すところから始めて、遊び感覚で日々の生活に英語の歌を取り入れていきましょう!そして聞いた英語を、自分の口で再現する。この練習を繰り返すことで正しい発音が自然と身につきます。
Knock Knock Preschool で聞いている Super Simple Song だけでなく、お子さまが興味を持てる音楽などを色々と模索してみてください。今は YouTube 等無料でたくさんの英語の音楽を見つけられます。
「好きなうた」をたくさん歌おう
「好きなうた」をたくさん・何度でも歌いましょう。リピート歌ったり聞いていると、覚えたフレーズや語彙を長期的に記憶維持することが可能になり、日本語には無い 「L・R」 や「B・V」または「th」などの発音の使い分けも楽々出来るようにもなります。
また、身体の動きを通して、聞くことの能力を発達させる TPR (Total Physical Response)トータルフィジカルリスポンスを活用してみてください。これは特に子どもに有効な方法論として、世界中で広く用いられていて、Knock Knock Preschool でも用いられています。英語のうたにのせてこれを楽しく実践すれば、英語を通して心の育みにもなり、楽しく英語を学べる事が可能です。
トータルフィジカルレスポンスを活用できる曲の一例として、Hokey Pokey Song では
- you put your right foot in 右足を中に
- You put your right foot out 右足を外に
- you put your right foot in 右足を中に
- And you shake in all around ぶらぶら揺れて
- You do the hokey pokey and you turn yourself around ホーキーポーキーぐるっと回って
- That’s what it’s all about これでおしまい
と言うふうに、歌を歌いながら、身体を一緒に動かします。前述でも上げたように、イントネーション、フレーズ、リズム感などを自然に身につける身近に出来る英語習得法のひとつです。その他、YouTube では沢山カラフルでノリの良い歌がたくさんあり、その中からお子さまが好きな歌を選曲してみてください。日常的に使われている英語に身近で簡単に触れられることもできるので、オススメです。
「声掛けフレーズ」で英語らしい空気を作ろう
ご家庭で気軽にできる簡単「声掛けフレーズ」をご紹介します。
歌をうたい始める前の声がけフレーズ
- Are you ready? 準備はいい?
- Let’s sing together! 歌をうたおう!
- Can you do this? この動作はできる?
歌をうたい終わったときの「ほめ言葉」フレーズ
- Good job! 上手にできたね / すごいね!
- Well-done! 上手にできたね!
- Hi five! やったね!ハイタッチをしよう!
手と手を合わせると英語らしいテンションの空気を簡単に作ることができます。たくさんお子さまに声掛けしてくださいね。
ポジティブな魔法の言葉をいっぱい使おう
何よりたくさんのポジティブな魔法の言葉を子供達に与えてあげてください。それぞれの言葉は思いとなり、その思いはキラキラ輝きを増して、生きた英語となって子供達へと繋がります。
- I am really proud of you for trying. 本当頑張っていて嬉しいよ!
- I can see you’re really trying. 頑張ってるのがよくわかるよ!
- Thank you for helping me. お手伝いしてくれて、ありがとう!
- I can see how much you have improved. だんだん良くなってきているね!
- I have seen how hard you worked on this. ここまでよく頑張ったね!
- Great job figuring it out. よくわかったね!本当すごいよ!
- One more time and you’ll have it. あともうすこしでできるね!
- Keep going and you’ll work it out. 諦めないで、あともう少し!
- You’re almost there! もうひとふんばり!
- Trust yourself. 自分を信じて!
- You did it! You must feel pretty proud! できたね!嬉しいね!
- Well done! You’ve worked really hard for this. 出来たね!本当、よく頑張ったね!
- Your effort is making a difference. 努力は報われる!
- It’s okay to take a break and come back to it. 一休みして、またはじめてもいいんだよ。
- You did it all by yourself. 自分で全部できたね!
ご家庭で英語を話す機会を増やそう
正に、英語の歌を歌うことは魔法がかけられたように、リスニング、スピーキング、発音やリズム感、感受性などを楽しく習得できる魔法の練習法なのです。幼児期から英語に触れることで、英語特有の言い回しや表現方法を、自然に理解することができ、言葉のセンスが高まり、日本以外の国での感覚や考え方を習得することにも繋がります。
そして、Knock knock で吸収した英語をご家庭で発揮できる機会をどんどん増やしてあげてください。こども達は家庭の中でも英語を使える事で、ぐんぐん英語脳を発揮してくれます。ネイティブの発音でなくとも大丈夫です。英語を使うのが普通の環境にしてあげてください。
Knock Knock の日本人スタッフはバイリンガル子育てをしている家庭が多く、そのスタッフ達もこども達の英語脳を発揮する場を与えてあげることの重要性を日に日に感じているとよく言っています。
親もこども達と一緒に英語を使う事。その為には楽しく手軽に歌を通して自然体でいるということ。そして楽しむ前の声がけ、楽しんだ後のフィードバックは欠かさずすることによって、親子の絆もグッとより近く強いものとなっていきます。英語を学ばせるのではなく、英語ネイティブのこどもたちと同じように英語の環境を作り、自然に英語を習得できる環境「魔法の道具(音楽)」をたくさん使ってくださいね。