こどもがよくする間違えを知って、お子さまの英語レベルを上げよう!
Knock Knock English に通っている生徒達は、たくさんの間違えや勘違いの経験を積み、英語を学習しています。間違え、勘違いは知って初めて直せるもの。今回は生徒がする「よくある間違い」の中から代表的な物をご紹介いたします。
よくある間違えは、知っていただくだけで大丈夫です。間違った分だけ、成長できます。間違えてから修正し、楽しく、笑って英語を学習していきましょう。
- 大文字、ピリオド、クエスチョンマークを忘れる
- 「 〇〇’s」など「アポストロフィ」を忘れ、略しすぎちゃう
- It’s と I’m を読み間違える
- Hi / Hello が読めない、意味を理解していない
- 書き間違えが多いアルファベット [ n/h ] [ a/q ] [ b/d ]
- they を thei と書いてしまう
- s・th / r・l / b・v の発音が難しい
- 名前や単語を全て大文字で書いてしまう
- 完璧を目指さなくていい。間違えても消しゴムで消さないで!
大文字、ピリオド、クエスチョンマークを忘れる
文章の始まりは「大文字」、終わりには「ピリオド」、質問は「クエスチョンマーク」を付ける。
英会話では特に問題ありませんが、文法の練習を始めたばかりの生徒には戸惑ってしまうことが多い傾向にあります。
間違えても、大きな問題ではありませんが、何度も文章を書くことで慣れていきます。レッスンの中で単語だけではなく文章も書く練習をいっぱいしましょう。
「 〇〇’s」など「アポストロフィ」を忘れ、略しすぎちゃう
こども達はまず音を聞いて覚えます。「She’s walking.」を声に出して言う時に「 ‘s」を言えていなかったり書かないことがあります。略さないで表記した時に「She is walking.」 「is」が存在する事を意識して短縮形と略していない文章をどちらも言う練習をするのがいいと思います。
日本語でも「してしまった」を話す時に「しちゃった」と言うと思いますが、これは言いやすいと言うことと口語としてカジュアルになるからです。英語でもファーマルな文章を書く時や場面では短縮形を使わずに表現します。なので短縮形を使うのは口語表現であったりよりカジュアルになります。
It’s と I’m を読み間違える
どちらも「I」から始まりますが、It’s の時は 「 I」は「イッ」と発音し、I’m の時は「 I 」は「アイ」と発音する違いが感覚でわかるまで何度も読む練習をすることで言えるようになると思います。
Hi / Hello が読めない、意味を理解していない
何度もネイティブと交わす Hi, Hello ですが、意味についてよくわかっていないかもしれません。
音としては認識できる子が殆どですが、あまりに身近な音すぎるのか、読めない生徒が時々います。また、カタカナではハローと言うため Hello が読めないこともあると思います。
Hi, Hello はどちらも「こんにちは」のような意味で大差はないかと思いますが、Hi の方がカジュアルで Hello の方が少々かしこまった響きになります。子供達に意味について聞くと朝に言う言葉などの返答が返ってくることがありますが、いつ使っても大丈夫なのでいっぱい使ってみて下さい。
英語圏の方と会う時は毎回この言葉を耳にすると思うので文字を見ながら読む練習を繰り返すことで読めるようになります。ヘローの方が音が近いので正しく発音することでスペルも意識できると思います。
書き間違えが多いアルファベット [ n/h ] [ a/q ] [ b/d ]
こちらは、アルファベットを学び始めた生徒やネイティブのお子様たちも同じです。
n を hと書いたり
a が q のように書く子
b と d を間違えて書いてしまう子
英語ノートで pqjy などが1番下の線より出すのを忘れる子
英語ノートの線を意識して書く練習をすることで徐々に解消されます。覚え方はいくつかあると思いますが b は大文字の B の上の部分がない物、d は右手の親指を立てて good の d の形になる物と覚えるとわかりやすいと思います。
they を thei と書いてしまう
y で終わる単語 (例 key, boy, day ) は i (イ) と言う音になることを知ってもらうとパターンで書いたり読んだりできるようになります。
s・th / r・l / b・v の発音が難しい
s・th や r・l / b・v の発音
こどもだけではないですが、日本語にはない音なので舌の使い方を考えながら発音する練習し慣れていきましょう。
名前や単語を全て大文字で書いてしまう
子供達は大文字から始まって小文字を学んで行くことが多いですが、実は文章を書く時は殆どが小文字です。
大文字、小文字ともバランスよく書けるようになることも大切ですが、小文字がマスターできるとスラスラ文章を書けるようになるので頑張って、練習してみてください。
完璧を目指さなくていい。間違えても消しゴムで消さないで!!
いろいろと子供の間違いの例を挙げてみましたが、最初から完璧を目指そうとしないことが1番大切です。
日本の教育では少しはみ出たり曲がっただけでも消しゴムで消して書き直すと言う習慣を身につけて行きますが、海外では間違えたところを残して訂正した内容を書き足すことが多いようです。後から見直した時に何を間違ったかわかる利点と、時間をかけて綺麗に書くことを重要視していないようです。英語は母国語ではないので間違えて当然なので、間違いを恐れず言ってみる、書いてみるができたらいいと思います。