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身につけよう!応急手当て「救命講習会」に参加してきました

当スクールでは、学期ごとの全体ミーティングにて救急救命の確認を行っております。それと付随して、最新の情報と再確認も含め先日、成城消防署にて「普通救命講習」を受け「救命技能認定証」の認定をいただいてきました

いくつかある研修の中でも「救命講習」は最重要項目の一つとして位置付けております。緊急時に、対応できるスタッフを一人でも増やすために、定期的に講習を受けるようにしています。

今回は、成城消防署にて受けました講習の内容を少しご紹介させていただきますので、ご家庭での参考にしていただければと思います。

サポートスタッフ 5名 で講習に行きました

先ずは講習前に、東京消防庁電子学習室 の講習を事前に動画で視聴しテストを受けます。テスト合格後、認定書を受取りに消防署へいきました。講習の会場(消防署)へ向かい消防署に到着後、消防署の方が2名、当スクールのスタッフ5名で講習受けました。

日頃から応急処置の知識と技術を身に付けておくことの大切さを学んできました。

東京消防庁電子学習室で事前学習

東京消防庁のホームページでは、救命・救急以外にも防火や防災などをインターネット上で学べる事ができます。普通救命講習用では以下のような内容(抜粋)を学ぶ事ができます。

目的は「救命」、命を救うことが最優先

応急手当の一番の目的は「救命」、命を救うことが最優先です。次に悪化防止。怪我や病気を悪化させない様に必要な応急処置を行います。苦痛の軽減、声を掛けたりして励ましの言葉をかけたりするようにします。

応急手当の必要性

突然のケガ、急病人が発生した場合に救急車が到着するまで間に(都内の救急車到着平均時間7〜8分)バイスタンダー(その場に居合わせた人)が適切な応急処置を行うと、傷病者の救命効果が向上したり、治療の経過に良い影響を与える事があるそうです。

東京消防庁 電子学習室

東京消防庁 ホームページ内にて救急だけでなく、防火や防災などを学べるページです
リンクはこちら

「心配蘇生」「AED 」「気動異物除去」

傷病者の命を救うために行う「心配蘇生」、「AED を用いた除細動」、「気動異物除去」を救命処置と言い、救命隊員や医療従事者でなくても誰でもできます。今回の講習では Knock Knock のスタッフ1人ずつ訓練用の訓練人形と AED を使って、気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫の練習をしました。

周囲安全確保、反応の確認、助け(救急車、AED )の呼びかけ、呼吸の確認の手順を終えてから救命処置の練習を始めました。

「大人は5センチ、小児は 1/3」

大人は胸の圧迫の深さは5センチ程度、小児は胸の厚みの 1/3。胸骨圧迫は十分な強さと速さで行えるまで汗だくで何度もトライしました。AED は電源を入れると音声メッセージで指示が流れる事、成人と小児はスイッチや電極パッド切り替えが必要な事を知りました。指示通りに動けば操作は難しくありませんでした。

怪我の応急処置

外傷により出血している場合、体重の 20% を失うとショック症状が現れ、急激に 30% を失うと生命に危険を及ぼすことになります。もしその様な外出血、特に大量出血を認めた場面に遭遇した場合は直ちに止血の処置が必要です。

一般の人が行う止血方法は、直接圧迫止血方。出血部位にガーゼやタオルなどを当て、その上から手で強く圧迫します。止まらな場合は両手で圧迫したり、体重をかけて圧迫止血をします。ほとんどの出血はこの方法で止血できるそうです。

救急車の利用方法

救急業務は住民が等しく利用し得る公共の緊急業務です。公共性があるとはいえ、救急車の数には限りがあります。救急車を呼ぼうか、それとも病院へ行った方が良いか迷った時は東京消防庁緊急相談センターを利用すると適切なアドバイス、診療可能な医療機関を案内してくれます。

救命講習を終えて

消防署の指導員の方は臨場感あふれる指導を丁寧にしてくださり、Knock Knock のスタッフは集中して受講を終える事ができました。

救命処置の実習では「皆さん、とても上手です!」とお褒めのお言葉も頂きました。

救命講習に参加しただけで全て覚えられ、実際に人を助けられるかは不安がありますが、「万一の時に何をしたら良いかのイメージを頭の中で描くことができる様になった」と今回初めての講習を受けたスタッフが言っておりました。

普段から生活圏内で AED の位置を意識しておくのも大切な事です。大事な人、誰かの大切な命を救うために、万一の時に前に出て行動できるよう定期的に講習に参加したりして備えておきたいです。

また、普通救命講習は学校などの施設関係者のみではなく、一般の方でも受講ができます。もしもの時、しっかりと行動ができるよう日頃から準備する事が大事です。お時間がございましたら是非ご家庭でも受講を検討してみてはいかがでしょうか?

日本全国 AED マップ

全国のAED設置場所を Google MAP 上で確認ができます。
ご自宅周辺のどこに AED が設置されているか事前に確認しましょう。

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